トップページ | 2008年12月 »

2008年11月

2008年11月27日 (木)

Vol.4 イギリス・タイル紀行

本日は2007年0号(創刊準備号)『タイルの本』より、イギリス・タイル紀行をご紹介します。

イギリスには、ヴィクトリアンタイルなるものがあって。

産業革命によって生まれた中産階級が、自宅などの装飾にこぞってタイルを使用したらしく、それがヴィクトリアンタイルという「装飾する魂が、タイルを使って大爆発した時代」を生んだんだそうな・・・

産業革命のときに在位していた女王ヴィクトリアの名前にちなんで付けられたみたい

ヴィクトリアンシティと呼ばれる所もあって、曰く、「ヴィクトリア時代の建物が町並を形成している街」で、マンチェスター、バーミンガム、グラスゴーなどなど。

こちらはそのマンチェスターのペベリル オン ザ ピーク なんと!建物もタイルも当時のまま!

070

イギリスといえば、ガーデニング留学する人もいるみたいですけど、ガーデニングもこのころから始まったんだそうです。あと、デパートができ始めたのもこの頃なんだって

デパートのハロッズO70

なんか、ロイヤル~

そして、著者もビックリな凄タイルは、このハロッズの中に・・・

070_2 ←こちら。  ハロッズのフードホール(食料品売り場)。

「旅は終わりに向かっていた。マンチェスターからの帰り道、通訳の人が思い出したようにつぶやいた。『そういえばハロッズのフードホールに素敵なタイルが貼ってあった。とてもきれいだったことを思い出した。』・・・足を踏み入れて、慄然と立ち尽くした。なんと、タイルの園、すべてタイルが貼られている。そのきれいさ、華麗さ、豊かさ、圧倒的なタイルの空間に、呆然となった。」(以上カッコ内本文より引用)

本誌には、半ページの大きさで、ハロッズフードホールの写真が掲載されています。

「思い出したようなつぶやき」によって遭遇したのが、旅のハイライトっていうのが、旅情を誘いますよね。

圧倒的な感動は、自分の予想外のトコロにこそあるのかも・・・

本日のブログ:2007年0号『タイルの本』特別寄稿「イギリス・タイル紀行~装飾の華/INAXライブミュージアム館長・辻 孝二郎氏」より抜粋・引用

☆.。・。.★.。・☆・。.★.。・☆・。.★.。・☆
※『タイルの本』は書店では販売していません。
発行元へ直接お申し込みください。(当ブログ執筆者へメールも可)
〒162-0843
東京都新宿区市谷田町2-29こくほ21・5F
電話03(5225)6863 FAX03(5225)6477
「タイルの本編集室」
※定価400円(税込・送料別) 年間購読料4,800円(税込・送料込*年間購読がお得です!!)
※当ブログは発行元の了承を得て運営しています。
2008 タイルの本編集室㈱ printed in Japan

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年11月21日 (金)

Vol.3 空港アート@中部国際空港

最近、岡本太郎さんの壁画「明日の神話」が渋谷駅にやって来たというのが話題になりましたが、パブリックアートって、生活のかたわらにある豊かさって感じで、いいですよね。

本日は『タイルの本』2008年2月号から、中部国際空港の1階正面ロビー セントレア・ウェルカムガーデンにあるセラミックアート「Water of Life・渚(Migiwa)」をピックアップPhoto_2 082_2

薄い水色と、「生成りの白」に近い薄い黄色に、インディゴの線が書かれた陶壁画。手前にあるのは立体陶器3点。壁画の総長は28×3.2Mですから、25Mプールよりも長い

近くで壁画を撮ってある写真082_3

近くで見ると、やきもの特有の光沢と、あたたかみのある表情がよくわかります。

「波が引いては寄せてくる渚に生命が誕生した。そういう意味で生命の誕生する場面を象徴的に表現しています。生命の誕生から、連綿と続く生命の連鎖によって人類はこの現代文明にまで到達した。だから『時空を超えた物語がここから始まる』そういうテーマ性を考えたわけです。」とは製作者の吉川正道さん。(以上カッコ内記事より引用)

う~ん、生命誕生の場面がイメージされているとは

シンとした静けさと、深い温かみを感じるのは、そういうイメージがあってこそ、なのかな。

せわしない空の旅の途中に、ふっと息が抜けるようなウェルカムガーデン、素敵です

本日のブログ:2008年2月号『タイルの本』「タイルのある風景2 現代セラミックアートの真髄。 中部国際空港セントレア・ウェルカムガーデン セラミックアーティスト・吉川正道の仕事」より抜粋・引用

☆.。・。.★.。・☆・。.★.。・☆・。.★.。・☆
※『タイルの本』は書店では販売していません。
発行元へ直接お申し込みください。(当ブログ執筆者へメールも可)
〒162-0843
東京都新宿区市谷田町2-29こくほ21・5F
電話03(5225)6863 FAX03(5225)6477
「タイルの本編集室」
※定価400円(税込・送料別) 年間購読料4,800円(税込・送料込*年間購読がお得です!!)
※当ブログは発行元の了承を得て運営しています。
2008 タイルの本編集室㈱ printed in Japan

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年11月15日 (土)

Vol.2 ライオンビヤホール銀座7丁目店

ビヤホール・・・これから寒くなるっていうのに、ちょっと季節はずれな言葉でしょうか

でも、冬のビールも美味しいですよね

こんなステキなところで飲んだら、ビールの美味しさも倍倍増しそうなのが、ライオンビヤホール銀座7丁目店です。

『タイルの本』2008年5月号では、ライオンビヤホールの大きなモザイク壁画のカラー写真を掲載、昭和9年から「70年以上もの時を経て当時の姿のまま、ひとかけらの欠損もなく現代に辿り着いた」壁画のヒミツと製作経緯が書いてあります。085 085_2

これが、その壁画。

これは、「ズマルト」というガラス素材で出来たガラスモザイクだそうです。

「ここまで完成度の高い自然主義的な写実のモザイク壁画は日本には少ない。」(以上カッコ内本文より引用)と言うほど

私も、『タイルの本』に掲載されたのを見てから実際に行ってみました

写真でも「きれいだな」と思ったんですが、行ってみると、もう、写真以上でした!!

大壁画はもちろん、店内全体、タイル・モザイク画がたーーーーくさんなんです。

天井は高く、何しろ昭和9年建築という日本には珍しい「年代モノ」の空間に満ちるのは、昭和レトロな雰囲気。

ビールはもちろん、料理もとってもオイシイのですお値段も、そんなに高くはありません。(ソフトドリンクもありますので、お酒なしでも、存分に楽しめますよ

空間に生きるモザイク建築を体感しに、ぜひぜひ、お出かけください

085_4

本日のブログ:『タイルの本』2008年5月号「モザイク建築ラビリントス②ライオンビヤホール銀座7丁目店~日本のガラスモザイク事始め/モザイク作家・喜井豊治氏執筆)より抜粋・引用

☆.。・。.★.。・☆・。.★.。・☆・。.★.。・☆
※『タイルの本』は書店では販売していません。
発行元へ直接お申し込みください。(当ブログ執筆者へメールも可)
〒162-0843
東京都新宿区市谷田町2-29こくほ21・5F
電話03(5225)6863 FAX03(5225)6477
「タイルの本編集室」
※定価400円(税込・送料別) 年間購読料4,800円(税込・送料込*年間購読がお得です!!)
※当ブログは発行元の了承を得て運営しています。
C2008 タイルの本編集室㈱ printed in Japan

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年11月 7日 (金)

第一弾:タイルのおふろ

おふろ、好きですか??私は大・大・大好きです

本日は、『タイルの本』2008年9月号に掲載された、素敵なタイルのおふろの記事をご紹介します。

場所は大分県別府市。言わずと知れた別府温泉。「全国温泉巡り」的な入浴剤パッケージの中に「別府温泉」という袋があったなあ・・・

ご紹介のおふろは、野上本館に平成16年に誕生した半露天の貸切家族風呂。

その名も「喜久泉(キクセン)」と「光壽泉(コウジュセン)」。名前からしてステキなひびき・・・。

壁から湯船まで、タイルづくしのおふろ、まずはご覧ください

089_2089_3 089_4 089_5

設計者は「写真家にして左官・タイル・なまこ壁研究家」の藤田洋三氏。

使われているタイルは、藤田氏が収集したもの+「野上本館でかつて使われていた食器や照明器具のカバーなども散りばめられている」んだそうです。

「捨てられるかもしれない運命にあった品々が、見事な空間として再生された浴室は、タイル・ファンの秘密の園といってよいだろう。」(以上、カッコ内記事本文引用)

いろいろな所で使われていたタイルたちが大集合して、一つの空間を作り上げているわけですねー。

記事には、他にもおふろの部分写真がいっぱい載っているんですけど、一つ一つの部分は、決して一つのイメージを作っている、という感じではないんです。

一つ一つは違う部分が、全体としては一つの空間になっている。

洋服でも、柄と柄の組み合わせって、下手するとズゴイことになりますけど、上手くすると、なんとも言えない絶妙な統一感がありますよね。

そんな感じ?かな。

これから益々寒さが増します。タイルのおふろを満喫しに、別府へ行くのもいいかも

本日のブログ:『タイルの本』2008年9月号「新タイル建築探⑨野上本館 喜久泉・光壽泉~タイルファンの秘密の園/大阪歴史博物館学芸員 酒井一光氏」より抜粋・引用

☆.。・。.★.。・☆・。.★.。・☆・。.★.。・☆
※『タイルの本』は書店では販売していません。
発行元へ直接お申し込みください。(当ブログ執筆者へメールも可)
〒162-0843
東京都新宿区市谷田町2-29こくほ21・5F
電話03(5225)6863 FAX03(5225)6477
「タイルの本編集室」

※定価400円(税込・送料別) 年間購読料4,800円(税込・送料込*年間購読がお得です!)
※当ブログは発行元の了承を得て運営しています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ブログのごあいさつ

業界誌ってオモシロイですよね~。

その業界の情報がたっぷり詰まっているので、そこの業界人にはもちろんかなり有用なんでしょうけど、関係ない人が読んでも結構オモシロイ。

業界誌から「意外な発見」をするオモシロ味は、むしろ業界以外の人のほうがある。かも

『タイルの本』も、業界誌です。私は、タイルについては全くのシロウト。

でも、これが結構、面白いんです。

『タイルの本』を、もちろん業界の人たちに、仕事にはしていないけどタイルが好きという人たちに、そして私のような全くシロウトの人たちに、知って欲しいし、楽しんでもらいたいなと思ってブログを書きます。

ブログには、2008年1月から、月刊で出版されている『タイルの本』の中から、私の独断と偏見で記事をピックアップ&ご紹介していきます。

よろしくお願いします

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トップページ | 2008年12月 »