« vol.7 キモノなタテモノ | トップページ | Vol.9 ヒートアイランドにクールアイランドタイル★ »

2008年12月29日 (月)

Vol.8 タイルと織物

突然ですが、こちら、なんだと思いますか??086_2

答え「キリム」という、トルコやイラン、アフガニスタンなど中近東の遊牧民たちが紡いで染めた織物なんです。歴史は絨毯よりも古いとか!

写真の図柄は、ぼちっとある台形が彼らの住居、黄土色は草原を表しているそうです。

オレンジ色のあたたかな夕日の光に染められた草原のイメージでしょうか・・・想像がふくらみます。

そして、見て頂きたい本日のタイルはこちら

086_3

こちらは、日生劇場(東京都千代田区)エントラス床面のモザイクです。

写真だとわかりづらいかもですが、モザイクは細かくカットされておらず、ちょっと不器用な感じでタイルが組み合わされています。

しかししかし。「実は美的感性と技量の裏打ちが必要なのはこのような仕事。一見ラフに見える、技術的な『揺らぎ』さえも表情として活かす」

うーん、なるほど前回の「キモノなタテモノ」でご紹介した、「テッセラの表情そのものがモザイクの醍醐味」とは、こういうことなんでしょうねえ。

織物「キリム」、「モザイクタイル」も、1本の糸・1枚のタイルでは表すことの出来ないもの、いくつもの糸やタイルを、時間をかけて人の手で組み合わせてはじめて出現する風景。

「限定された素材で、どのような空間、表情を表現し定着して行くか。可能性は尽きることは無い。」

2008年も終わり間近になりました。皆様、よい新年をお迎えください。

本日のブログ:2008年6月号「タイルの本」TILE BY TILE4「モザイクタイルと織物」 より抜粋・カッコ内は全て引用

☆.。・。.★.。・☆・。.★.。・☆・。.★.。・☆
※『タイルの本』は書店では販売していません。
発行元へ直接お申し込みください。(当ブログ執筆者へメールも可)
〒162-0843
東京都新宿区市谷田町2-29こくほ21・5F
電話03(5225)6863 FAX03(5225)6477
「タイルの本編集室」
※定価400円(税込・送料別) 年間購読料4,800円(税込・送料込*年間購読がお得です!!)
※当ブログは発行元の了承を得て運営しています。
2008 タイルの本編集室㈱ printed in Japan。

|

« vol.7 キモノなタテモノ | トップページ | Vol.9 ヒートアイランドにクールアイランドタイル★ »

タイルのかお・かたち」カテゴリの記事

コメント

揺らぎをそのまま表現するのは高い技術がいるというのはなるほどです人間の成熟と同じですね
人の手によって時間を掛けてつくられたテッセラとそれをまた時間を掛けて配置していくモザイク
その味わいと魅力をわかりやすく紹介してくださっていつもありがとうございます。
来年もどうぞよろしく~

投稿: おはな | 2008年12月31日 (水) 10時51分

タイルの本のブログ、初めてみました
タイルも奥が深いんですね~

投稿: ナッツ | 2008年12月31日 (水) 12時14分

おはなさん、ナッツさん、今年最後のコメント、どうもありがとうございました(◎´∀`)ノ
来年も覗きに来てね&コメントもお待ちしています

投稿: マナ | 2008年12月31日 (水) 14時18分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Vol.8 タイルと織物:

« vol.7 キモノなタテモノ | トップページ | Vol.9 ヒートアイランドにクールアイランドタイル★ »