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2009年2月 3日 (火)

タイルっていつからあるの?

ところで、タイルって一体いつ頃からあるのかご存知でしょうか

ではクイズ

世界最古と言われているタイルは何年&どこのモノでしょうか~???

BC27世紀頃のエジプトで

BC6世紀頃のバビロニア(現在のイラク地方)で

10世紀頃にイスラム教の勃興・発展とともにイスラム教圏で

答えは最後にありますので、考えてみてくださいね

ちなみにタイルの仲間・れんがはBC7000年頃()にメソポタミヤ文明で、土などを固めて乾燥させただけの「日干しれんが」(日干しれんがについて面白いコラムを見つけました。こちらを使った建築物が見られたそうですよ。

紀元前7000年って言ったら、今から約1万年前じゃないですか。考えただけで気が遠くなりそう・・・

映画『バベル』(2006年アメリカ)、ご覧になりましたか

ブラピガエル・ガルシア・ベルナルというイケメン俳優が出演日本人の菊地凛子さんが、この映画でアカデミー賞候補になって話題になりました

映画のコンセプトになったのは、『旧約聖書』に出てくる「バベルの塔」というお話なんですが、話の冒頭、こんな記述があるんです。「彼らは互いに言った。『さあ、れんがを作ってよく焼こう。』彼らは石の代わりにれんがを用い、粘土の代わりに瀝青(アスファルト)を用いた。(創世記11章より。)」

「バベルの塔」の話は、一つ言葉であった人たちが、「天に届く塔を建てて名をあげよう」と言って建て始めると、神がそれを見て彼らの言葉を混乱させ、塔の建設はされなくなった、という話です。

この「塔」、「古代アッカド王国」(紀元前2300年代~2100年代頃)の時代にバビロニヤの地方で見られたジッグラド(Webの百科事典に載ってました~。こちら。)という、宗教的な意味合いを持った塔のことなんじゃないか、との見解があるらしく。

ちなみに、日干しれんがが発展して、焼成れんがの技術が生まれたんじゃないかと言われているのが大体BC4000~3000年くらいのことだそうです。

とすれば、「バベルの塔」はれんがで建設されていたんだろうな~、と想像がふくらみますねえ・・・

さてさて、クイズの答えは

BC27世紀、エジプトのジュセル王という王様の階段状ピラミッドに使われているのが、「エジプト・ファイアンス・タイル」。世界最古の施釉タイルと言われています。

れんがに比べれば歴史は浅いですけど、それでも紀元前ですからねえ。

長い長いタイルの歴史。いろいろな変遷を経て、今の日本で目にすることが出来るわけです。スゴイですね

★以下の図書を参考にしました★

『世界のタイル 日本のタイル』2000.世界のタイル博物館:編 INAX出版

『タイル手帖』2008.全国タイル業協会:編

『新実用聖書注解』2008.宇田進 他:編 いのちのことば社

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コメント

日干しれんが→→焼成れんが→→装飾タイル、の順番で登場しているわけですね。よく考えると道理に合っていて、フムフムという感じですが、新出のタイルでもBC2700年ですものね
でも「天に届く塔を建てて名をあげよう」はいまだに変わらないというのも、ある意味すごいと思いませんか。ムムム。

投稿: おはな | 2009年2月 4日 (水) 16時21分

私は、テレビでドバイのようすを見たときに、
「バベルだぁ~~~」と思いましたよ~
「天に届く塔を建てて名をあげよう」とばかりに、高層ビルが次々と建設されているようすをテレビで放映していたのでした。
人は昔から変わらないんですね
でも、「おごれる者も久しからず」もまた真理
「世界同時不況」のなか、ドバイも怪しい雲行きになっているようで・・・

投稿: マナ | 2009年2月 5日 (木) 21時21分

ドバイの廃墟レポートわたしも見ました
かなり前にバブルがはじけていたそうですね。雪だるま式に価格がふくらむので、転売目的で所有されていた高層ビルが、いまでは二束三文で手放されて、街の廃墟化が進んでいる映像にビックリ
なにやら遺跡みたいな空気漂ってましたよね…

投稿: おはな | 2009年2月 6日 (金) 00時54分

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